それぞれの役目

ディスカウントスーパーのオーケーが花王の一部商品の取り扱いを一部取りやめたという報道が数日前にありました。値上げへの反発とも報じられ16日にはオーケー側が、条件交渉を含めた見直しの一環という声明を出しました。

メーカーは品質管理や安定供給、スーパーは1円でもいい商品を提供したいというどちらも消費者を向いた思いがあり一方で消費者に対する役割の違いから齟齬が起きたと考えられます。

私たちも各種メーカーが作った商品を1円でも安く提供したいという思いがあります。しかしそのために安全性や商品を選ぶ基準を間違えてはいけないと思います。メーカー、問屋、販売店、工務店さんがそれぞれ自分たちの役割をしっかりと果たし、お施主様の満足度を上げていくことが「目的」であって、決してそれが手段であってはならないと思います。

「目的は一つ、手段は限りない」とよく言われます。私たちは建築というお施主様にとって、一生に一度かも知れない大きな買い物のお手伝いをさせて頂く仕事です。メーカーや問屋を泣かせ、工務店さんに安く提供するという考え方もあれば、メーカーと問屋と共に工務店さんに選ばれる販売店になるという考え方もあり、メーカー、問屋、販売店、工務店さんでお施主様の満足のために一丸となるという考え方もあります。

できれば弊社は最後の形態を目指します。

「目的」は一つ。お施主様に喜んでもらうために。

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