米住宅価格指数、7月は過去最大の減速-市場の冷え込み映す

 住宅価格は、前年同月比では依然として全米レベルで上昇しているが、新型コロナウイルス禍で見られた物件購入熱を住宅ローン金利上昇が冷ましつつある兆候も見られる。20都市の価格指数は前月比では0.4%低下と、2012年以来のマイナスを記録した。

住宅ローン金利は今年に入って2倍に上昇し、住宅市場に水を差している。サンフランシスコでは住宅価格が前月比3.6%低下、シアトルは同2.5%、サンディエゴで2%それぞれ低下した。ニューヨークはほぼ横ばいだった。

アメリカの住宅価格の住宅価格指数が減速しているそうです。やはり利上げの勢いの凄いアメリカにおいて住宅ローン金利の上昇も大きく、明らかに加熱気味だった住宅市場に影響がでています。しかしいまだに在宅ワークのトレンドはある一定数で進んでおり、コストのインフレ率は今後も押し上げられる公算が大きいそうで、日本に入ってくる材料が大きく値下りすることは為替の影響もありますが厳しい状況です。日本は円安影響で材料の価格高騰が大きく、住宅取得に関して大きな障壁となっています。

建築以外の分野でも海外への依存度を減らしていく動きがありますが、材木に関しても国産の杉やヒノキをもっと活用し、海外の経済状況に左右されにくい環境を整えていくことが今後のスタンダードになるのではないでしょうか?昨年の今頃はベトナムのロックダウンによる便器等の遅延でさんざん泣かされました。

国内生産を今よりももっと増やし、国力を付けて不測の事態に備えるようにしていくことが必要な時代かもしれません。

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