HEMSについて

最近よくこの「HEMS」という言葉を耳にします。
Home Energy Management System の略で「ヘムス」と言います。

これは太陽光パネルや蓄電池、家電、電気自動車、給湯器などを無線で繋ぎ
家庭内のエネルギーの使い方を管理して省エネルギーに繋げる仕組み。

例えば
1)太陽光パネルで発電して余った電力を自動的に蓄電池に貯める。
2)室温や明るさにあわせてエアコンや照明の設定を変える
3)設定した電力量を超えそうな場合に設定した家電のスイッチを自動で切る

といった事ができます。
電力使用状況を液晶モニターで見える様にして省エネ意識を高める工夫もします。

つまり
家庭内での最も効率の良い電力利用を追及する一方で、無駄に使用されている
電力を把握することで節電意識の向上に繋げ、結果的に省エネを実現すること
が出来るというものです。

なるほどもちろん良い事で今後どんどん推奨されるべきだと思います。
意識改革が無ければいくら省エネ家電を使ってもあまり意味がありません。

しかしもう一歩踏み込んで省エネを考えると、抜本的な住宅の高性能(高断熱)
化が必要不可欠だと感じます。まずは、

躯体断熱性能の向上を図って、併せてパッシブ設計によって自然エネルギーを
最大限利用(冬の太陽熱や夏の風など)あるいは遮断(夏の太陽熱など)し、
その上でスマートハウスとすることが本当の意味でエネルギー問題やCO2
削減の解決に繋がると考えます。

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