フローリングの床をいつまでも美しい状態に保つ為のお手入れ方法
についてご紹介いたします。日常のお手入れをきちんとする事で、
傷や汚れからフローリングを守る事ができますが、もし何らかの
理由でワックスがけの必要が生じた場合には、以下の手順で湿布を
行なって下さい。
まずは日常のお手入れ
①フローリング表面のゴミ・ホコリを取り除きます。
掃除機や乾式フロアワイパーなどを使用してゴミや
ホコリを取ります。化学雑巾や化学モップなどは
使用をさけて下さい。
②汚れを落とします。
ウエット式フロアワイパーを使用するか、水又は希釈
して、固く絞った雑巾などで床面の汚れを取り除きます。
*ご注意/フローリングは水を大量に使用すると様々な
影響の出る恐れがあります。
ワックスの塗り方
①ワックスがけは天気の良い日に。
室温が5℃以下の日や、雨天など湿度の高い日にはワックスの
乾きが悪く、仕上がりにも影響しますので、できるだけ避ける
様にして下さい。
②フローリング表面のゴミ・ホコリを取り除きます。
掃除機や乾式フロアーワイパーなどを使用して、ゴミ・ホコリを
取り除きます。化学雑巾や化学モップなどの使用は避けて下さい。
③汚れを落とします。
ウェット式フロアーワイパーを使用するか、中性洗剤を水で希釈
して、固く絞った雑巾などで床面の汚れを取り除きます。
こびりついた汚れはスポンジタワシなどでこすり落とします。
④水拭きします。
きれいに水洗いした雑巾を固く絞って、水拭きを2回行います。
洗剤は乾かないうちに拭き取って下さい。また床面の溝に洗剤
が残らないようにします。
⑤床を十分に乾燥させます。
水分が残っているとワックスの仕上がりに影響しますので、約30
分間程乾燥させます。扇風機を使用するのも効果的です。
冬期は、暖房を25℃程度に設定すると、乾きを早くする事ができます。
⑥ワックスをモップに染み込ませます。
ワックスワイパー専用のトレーなどに湿布面積分のワックスを入れ、
ワックスが垂れない程度にワックスシートなどに含ませます。
⑦ワックスを湿布します。
部屋の奥から壁に対して平行に床の木目や模様にそって、薄くムラ
なく塗ります。途中で止めたり、折り返しすると仕上がりが悪くなります。
また、床の継ぎ目にワックスが溜まらないようにして下さい。
⑧ワックスを充分に乾燥させます。
ワックスが乾くまでは歩いたり、ワイパーで擦ったりしないで下さい。
乾燥には約30分間程かかります。扇風機を使用するのも効果的です。
冬期は、暖房を25℃程度に設定すると乾きを早くする事ができます。
*ご注意! 水拭きをする際は、ワックスが乾燥してから24時間以上あけて下さい。
上記行程に使用するワックスの推奨品はリンレイの「ハイテクフローリングコート」
このワックスは各床材メーカーと組んで作ったため、多種多様なフローリングに
対応します。乾きも良く非常に優れたワックスです。
近年のUV塗装(鏡面塗装含む)のフローリングにも高密着性・高耐水性を発揮する
床材メーカー推奨の樹脂ワックスです。(写真参照)ウレタン樹脂配合で、フローリング
を傷、シミ、汚れからしっかり保護し、樹脂皮膜は抗菌性を発揮します。
耐久性 約6ヶ月
乾燥時間 約30分