リフォーム業者が保険契約者 保険金額は最大1000万円
3月19日現在、リフォーム瑕疵保険の保険法人として認可されているのは「日本住宅保証検査機構」の1社だけです。以下に、同社が発表している概要を掲載します。
■ 保険契約者・被保険者となるのは?
消費者(発注者)ではなくリフォーム工事を実施する事業者です。よって、保険料を直接負担するのもリフォーム事業者となります。
■ 対象となるリフォーム工事は?
既存住宅の一部または既存住宅と一体となった設備にかかる改修等の工事です。
※基礎の新設を伴う工事(増築等)、解体工事、撤去・清掃作業は除きます。また、分譲マンションの場合は、区分所有者が発注できる工事に限ります。
■ 保険の対象となる部分は?
リフォーム工事を行った部分すべてです。
■ 保険期間は?
リフォーム工事を実施した部分と事由によって異なります。
構造体力上主要な部分又は雨水の浸入を防ぐ部分:工事完了から5年間
上記以外の部分:工事完了から1年間
■ 受け取れる保険金額は?
最大1000万円(工事請負金額帯等によって異なってきます)
■その他、注意点は?
加入にあたっては検査が必要となります(工事内容により1〜2回)
住宅瑕疵担保履行法とは異なり「任意加入」となるので、リフォームの発注者が業者に対して加入を促すことになります。詳細が明らかになり次第、改めて詳しい内容をご紹介します。
AII ABOUT より抜粋