月別アーカイブ: 2009年6月

7月1日より!

2009年7月1日受注分よりリビングステーション L−classの
ユニット仕様がグレードアップ

グレードアップ1
引出し底板仕様
厚さ15mmの頑丈な「低圧メラミンパーチクルボード」上に「ステンレス板」を装着。
清潔で美しく、おそうじラクラクです。

リビングステーショ ンL-class「プレミアグレード」と「ベーシックグレード」の、
キッチン部とカップボード部の「引出し収納」に搭載。

グレードアップ2
衝撃を吸収して静かに閉まるソフトクロージング機構付で、上質な使い心地を実感していただけます。
*ウォールユニット・フロアユニット・ミドルユニットの開き扉に装備。

乞うご期待!!!

アメリカカンザイシロアリ

アメリカカンザイシロアリ
とはその名が示すように、アメリカなどの海外から輸入
された家具と共に、海を越えてやって来たシロアリです。

東京をはじめ、横浜、神戸などの港湾都市を中心に被害が報告されています。


役割分担に応じて体長が異なっていて、羽アリの場合
には6〜8mm程度ですが、兵隊アリは他の仲間よりもやや大きめで8〜11mm
あります。
体色は白ではなく、赤褐色か黒褐色をしています。

水分の供給なく天井や梁等を加害。天井付近や梁や柱材等にあけられた直径5mm程度の
穴から排出される顆粒状の糞が加害発見の目安となります。


元来、太平洋の沿岸地域に生息していた、有名な乾材害虫なのですが、日本に輸入される
家具や荷造材など一緒に持ち込まれてしまいました。
それが、家屋の乾材へと広がってしまい、
現在では家を立て直さなければならないほどの被害をもたらします。

アメリカカンザイシロアリによる被害を今はまだ完全に防ぐ事はできません。
新築時にすべての木材の表面に薬剤を散布すれば、ある程度の効果が見込める
かもしれませんが、効果は有限です。
又仮に大量に薬剤散布すると、虫には効果が出るかも知れませんが、シックハウス
など別の問題も出てきますので、あまりお勧めはできませんし、完全に防げる保証はありません。
ホウ酸処理ですといわゆる薬剤よりは安全性の点では良いかもしれません。
アメリカなどでは実績もあるといわれています。

又何かわかりましたらご報告致します。

北村邸 −四君子苑−

もう2ヶ月ほど前になりますが、京都の北村邸という
住宅を見学してきました。

北村邸とは奈良で山林業を営んでいた北村謹次郎の邸宅として
昭和19年(昭和38年増築)に竣工されたものです。

北村捨次郎という棟梁が設計した数奇屋建築部分と
建築家 吉田五十八が設計したいわゆる『新興数奇屋』の
増築部分(RC造)からなります。


軒内に敷き詰められているのは鴨川の真黒石。
まったく加工せずに元の形のまま組み合わせているらしいです。


増築棟の書斎。
天井に達する大きな開口が庭との一体感を感じさせます。


住居部分の床の間。線の細いすっきりとした印象。


回転柱の中に襖を収納できるようになっていました!
すばらしい!

さまざまな工夫が盛り込まれた本格的な数奇屋部分と
アルミサッシなど新しい素材や回転柱など
仕掛けを積極的に取り入れた斬新な住居部分。
無駄なもの排除し、すっきりとしたデザインであり
数奇屋部分との融合が図られた素敵なデザインでした。

もう少し勉強して、あらためてもう一度見に行きたいと思います。

公開は年2回しか行われておりません。
現在の住宅に参考になるデザインもあると思いますので
興味のあるかたは見学されてはいかがでしょうか?
次回は秋の公開です。

他の写真はこちらからどうぞ

「長期優良住宅普及促進事業」とは

「長期優良住宅普及促進事業」とは過去3年間の平均新築供給戸数が

54戸/年以下の木造住宅(在来工法・ツーバイフォー工法など)を

手がける中小住宅生産者が、長期優良住宅を建設すると最大100万円

の補助金が支給される制度です。ただし、長期優良住宅先導的モデル

事業の物件は除かれます。 まず、エントリーが必要です 。

補助金交付申請(補助対象住宅申請) 〜 受付順で交付決定が行われます 。

・着工後、見学会の実施など公開、履歴整備が求められます。
・竣工完了、実績報告は、平成22年2月10日までに行う必要があります。
・補助金支払いは、平成22年5月上旬の予定です。

レッカタイサクトウキュウ?

劣化対策等級とは・・・

劣化対策等級とは住宅性能表示制度により、建物の構造部分に用いられる木材の
シロアリへの対策や、鉄筋の錆び対策など住宅を長持ちさせるための対策の程度を示す
等級です。ちなみに建築基準法が定める対策が講じられている場合は「等級1」、
2世代(50年〜60年程度)まで長持ちするように対策が講じられている場合は「等級2」、
さらに3世代(75年〜90年程度)まで長持ちするように対策が講じられている場合には
「等級3」と評価される。

「等級3」(75年〜90年程度)ってすごく幅がありますね。
また2世代50年〜60年程度)から3世代(75年〜90年程度)の間は
2.5世代なんでしょうか?

難しいところですね。