6月16日の日刊木材新聞によりますと、北米では去年から今年にかけて住宅とDIYの2つの需要が大きく拡大し、木材市況は空前の高値をつけた。住宅需要は、住宅不足と低金利、テレワークの浸透に伴う郊外への移住ニーズが背景にあり、昨年の新設住宅着工数は137万9,600戸、今年は4月までの累計で49万9500戸と順調に増えている。ただ米国の4月の新設住宅は年率156万9000戸と3月の大幅増から再度減少に転じた。現地では木材などの資材逼迫と高騰により、着工を遅らせる動きが出てきていると報じられている。ホームセンター需要も政府の追加経済対策の効果が薄れ、新型コロナのワクチン接種の広がりに伴って巣篭もり需要は一服するとの見方がある。もっとも、着工の先行指数となる建築許可件数は176万戸と今年最高になり、住宅需要はむしろ高まっている。
と言う事です。まだまだ米松に関しても前向きな情報と捉えられるほどではありませんが、少しづつ良くはなってくるなと言う気配は感じられます。まぁ、期待に近い部分はありますが。