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北米製材市況 

6月16日の日刊木材新聞によりますと、北米では去年から今年にかけて住宅とDIYの2つの需要が大きく拡大し、木材市況は空前の高値をつけた。住宅需要は、住宅不足と低金利、テレワークの浸透に伴う郊外への移住ニーズが背景にあり、昨年の新設住宅着工数は137万9,600戸、今年は4月までの累計で49万9500戸と順調に増えている。ただ米国の4月の新設住宅は年率156万9000戸と3月の大幅増から再度減少に転じた。現地では木材などの資材逼迫と高騰により、着工を遅らせる動きが出てきていると報じられている。ホームセンター需要も政府の追加経済対策の効果が薄れ、新型コロナのワクチン接種の広がりに伴って巣篭もり需要は一服するとの見方がある。もっとも、着工の先行指数となる建築許可件数は176万戸と今年最高になり、住宅需要はむしろ高まっている。

と言う事です。まだまだ米松に関しても前向きな情報と捉えられるほどではありませんが、少しづつ良くはなってくるなと言う気配は感じられます。まぁ、期待に近い部分はありますが。

ウッドショックの見通し

6月16日現在、ウッドショックに関する見通しとして、正直断言できる要素はありません。又、ウッドショックの原因の大きな所が輸入材の問題である以上、世界経済の動向にも左右されるため簡単には予測することはできません。
ですが、木材先物取引の市場が高騰していることからもしばらくは続くと考えるべきだと思います。

一般的な木造住宅の見積もり金額のうち木材が占めるのは1割前後と言われています。立ったの1割ですが、分母が大きい価格の1割ですので、やはり影響がないとは言い切れません。計画の変更などで吸収するか支払額を増やすしか方法がありません。又原油価格高騰を受けて、木材だけでなく鉄製品を中心に様々な建材が値上がりしています。

結果的にあらゆる部材・建材・設備が高くなってきていて、建築費全体が高くなっているのが現在の状況です。そして今後の状況を鑑みても下がることはまずないと考えられます。

ただ少しずつではありますが、日本の杉、檜を使っていこうという流れが出てきています。

米松製材品最大手の中国木材(広島県呉市)は秋田県能代市に新工場を建設するため、7日、同市と基本協定を結んだ。地元の木材を加工する製材工場を建設し、製材過程で出る端材などを活用して木質バイオマス発電も計画する。投資額は約200億円を見込み、2024年春の工場の本格稼働を目指す。と言う前向きな記事も見られます。大きな会社がこの様に頑張ってくれるのはとてもいい事だと思います。

ただ、昨年のマスク騒動のときの様に一時的な需要不足を乗り越えたら沈静化してしまうのではないかと言う不安から中小企業は投資が中々できません。ここはもう一企業ではなく、国策として、日本の林業を盛り上げていく必要があると思います。建築業界に携わる人口は沢山いると思いますし、一度なくなると経験が必要な職種が多いだけにダメージが数年から数十年に渡ってしまいます。早めに手を打って欲しいところです。


米小売売上高、5月は1.3%減-経済再開による支出先の変化示唆

BBCより

米小売売上高は5月に前月比で減少した。前月までは政府の経済対策による個人給付などに支えられ、2カ月連続で堅調だった。経済活動再開に伴い、支出の対象がサービスへとシフトし始めていることが映し出された。

過去1年間は経済対策を背景とした貯蓄の増加で財への需要が支えられ、小売売上高の総額は新型コロナウイルス流行前の水準を大きく上回っていた。5月の小売売上高の減少は、旅行需要の回復や娯楽施設の再開に伴い、財への支出が減速し始めていることを示唆している。

今の日本はどうしても巣篭もり状態から抜け出せていない状況なので、ワクチンの摂取が進み、ある程度の制限が無くなった時点で、同じ様に物から事へ需要が変化するでしょうね。私も年に1回の海外旅行の為に毎日仕事を頑張ってきていたところがあるので、今本当にしたいのはバリに旅行に行きたいです(笑)

勿論身近なところで言うと、みんなで食事会もしたいですし、5家族で毎年行ってたキャンプも再開したいです。そう、物より経験に人々の欲求がシフトしていくでしょうね。マスクをしないでジムで思いっきり走りたいですし、コンサートにも行きたいです。

もう少しの我慢なんでしょうか?