月別アーカイブ: 2021年6月

ウォール街の企業、秋までに従業員の6割がオフィス復帰と見込む

ウォール街の企業はオフィス復帰への楽観を強めつつある。非営利団体パートナーシップ・フォー・ニューヨーク・シティーが実施した調査では、金融業界の雇用主は9月末までに従業員の61%がオフィスに戻ると見込んでいる。3月時点の調査では50%だった。

  金融業界で働く従業員の約14%がすでにオフィス勤務を再開しており、これは調査対象となった業界では2番目に高い。ただ、不動産業界の70%にはまだ遠く及ばない。

  パートナーシップは7日の発表文で、「今回の調査結果は、過去1年間で実施されたどの調査よりも明らかに楽観的だ」と指摘。新型コロナウイルスのワクチン接種が比較的急ピッチで進んでいることが背景にあるとの見方を示した。

やはりリモートでいける企業とどうしてもリモートでは無理な企業が出てきますよね。不動産業会(建築業界)はどちらかと言えば現地行かなければ厳しい業界なので、どうしてもリモートに切り合えることは難しい。勿論CADを含めリモートでできる仕事もありますが、打ち合わせなどはやはり対面でと言うのが、まだまだ多いと言うのが正直なところでしょうか。

やはりワクチンが大きくコロナ禍の生活を改善する一つのファクターで、治療薬ができるまでは大きな役目を果たすことでしょうね。

日本も早くワクチン摂取を進めて欲しいと言う部分と、ワクチンの副作用に対する恐怖の半々の気持ちです。自分はどうしようか、、、、、

皆様はどうお考えでしょうか?

エーザイとバイオジェンのアルツハイマー病治療薬、FDAが承認

米食品医薬品局(FDA)は、米バイオジェンとエーザイが共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」を承認した。FDAが7日、ウェブサイトで発表した。この承認で、アルツハイマー病の治療は劇的に変わる可能性がある。

  アルツハイマー病の根本的な原因に作用する治療薬は、過去数十年間に多くの製薬会社が挑んだが成功例はなく、FDAの承認を得たのはアデュカヌマブが初めて。アデュカヌマブは病気の進行を遅らせる効果があると認められた。米国だけで600万人の患者がいる。

ブルームバーグの記事ですが、日本企業が共同開発で大きな成果をあげたと言う記事はとても嬉しいですね!しかもかなりの患者がおられる病気いたして、効果があると書かれています。素晴らしい!早くコロナの治療薬も開発されます様に!そしてできれば日本の企業が参加しています様に願います!

タイ・プーケット島、7月から外国人観光客受け入れ

バンコク(CNN) タイで新型コロナウイルス感染の「第3波」が続くなか、人気リゾート地のプーケット島は7月1日から外国人観光客の受け入れを試験的に再開することになっている。

タイ政府観光庁(TAT)によると、低リスク国からの旅行者でワクチン接種が完了している場合に限り、隔離措置なしでプーケット島を訪れることができる。7~9月で約12万9000人の観光客を見込んでいるという。

島に入った旅行者は自由に行動できる。7日間以上滞在した後は、タイ国内の別の場所への移動も許可される。ただしこのルールは、国内の感染状況をみて修正する可能性もあるという。

6歳未満の子どもはワクチン接種の条件を免除される。どの国を低リスクとみなすかはまだ確定していないが、決まり次第TATの公式サイトで公表する予定だ。

プーケット島では住民の70%にワクチンを打つ計画が進められ、すでに50%が接種済みとされる。タイ全体の接種率は約1.6%にとどまっていることから、同島ばかりを優先するのは不公平との声も上がっている。

観光に大きく依存するプーケット島は、新型ウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けてきた。現在、外からの旅行者は政府が認めた隔離施設に14日間滞在することを義務付けられている。

政府はプーケット島での試験的な受け入れが順調に進んだ場合、首都バンコクを含む国内9カ所の観光地でも同様に、それぞれの立地に合わせた形で再開を進める方針だ。

日本以外の国ではワクチンの摂取が進んでおり、勿論一部地域に限られている場合もありますが、どんどん今までの生活を取り戻そうとしています。日本は来月にはオリンピックを開こうと言う割には全然ワクチンの摂取が進まず、まだまだマスク生活や緊急事態宣言で外にも出にくい状況です。タイのプーケットの様にまずは東京だけ徹底して押さえ込むと言うのもありなんじゃ無いでしょうか?

人口の多い東京を、まず押さえ込んで、次に大阪を押さえ込んでと言うふうに人口の多い場所からワクチンを摂取して行き、どんどんどの輪を広げていくと言うのもあり何では無いでしょうか?

何はともあれプーケットに行きたいです(笑)

巨木ジャイアントセコイア、1度の火災で地球上の10分の1喪失か 米

(CNN) 米カリフォルニア州のセコイア国立公園で昨年夏に発生した森林火災により、地球上の約10%から14%に当たるジャイアントセコイア(セコイアオスギ)が1度の火災で失われたことが、国立公園局の暫定報告書で明らかになった。

現在のところ一般公開されていないこの報告書では、衛星画像を用いて、山火事がジャイアントセコイアに与えた衝撃的な影響が示されている。気候変動がもたらした干ばつと人間によるこれまでの火災抑制の取り組みが相まって、前例のない喪失につながった専門家は見ている。

今回の研究の主著者で、セコイア・キングスキャニオン国立公園資源管理・科学部局の代表を務めるクリスティー・ブリガム氏はCNNに対し、「その多くが樹齢数千年とみられる、ジャイアントセコイアの巨木7500本から1万600本の喪失はぼうぜんとさせるほどもの」で、「こうした木々は、われわれが生きている間に埋め合わせできるものではない」と述べた。

シエラネバダ山脈の西側斜面にのみ自生しているジャイアントセコイアは、高さが300フィート(約90メートル)に達することがあり、火災の力を借りて繁殖のために球果を開いて種をばらまく。

これまでの森林火災では、自然発火した火の手がより低い温度で燃焼していたため、低木を間引いて木々の密集を防いできた。だが火災を抑制する取り組みが木々の密集化をもたらしてしまい、数年来の干ばつと重なったことで、これまでよりも高い温度で激しく燃焼する火災が発生。多くのジャイアントセコイアが死滅する結果となったという。

今回の報告書は、現段階では暫定的なもので査読を経ていないが、数週間後には公開される予定となっている。

CNNの記事ですが、一度の火事で地球上の1割から1、5割の木が消滅したんですね。記事にある様に確かに私達が生きてる間に埋め合わせは不可能ですね。今、メガソーラーの為に山の木が切り倒されたりしてますが、これも後々のことを考えると廃棄しなければならないソーラーパネルをつけるより、もっと計画的に伐採、植林を繰り返すサイクルにするべきなんでは無いでしょうか?

私たちの時代が良ければ的な考えに今はなってしまってるように感じます。

輸入合板

本日6月4日の日刊木材新聞によりますと、マレーシア、インドネシア産の輸入合板の入荷量が減少しているそうです。

コロナによる工場の働き手不足、又素材生産現場での人手不足に起因する原木不足、北米向けの輸出が好調といった要因が絡み合って日本向けの供給量が改善する気配はありません。

特にマレーシアでは1日から2週間のロックダウン(都市封鎖)に入ってるだけに「今月以降も供給量が増えてくると言う予想は難しい」との事です。

中々難しい状況が続きますが、業界一丸となって何とか乗り切って行きましょう!