人々を笑わせながらも考えさせるユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が米国で9月18日(現地時間)に行われ、“シマウマ模様の塗装による牛の吸血昆虫対策”を研究した農業・食品産業技術総合研究機構の兒嶋朋貴さんらの研究グループが生物学賞を受賞した。日本人のイグ・ノーベル賞受賞は19年連続。

黒い牛をシマウマ模様に塗装した“シマウシ”。 アブなどの吸血昆虫が寄りつきにくく、虫によるストレスを軽減したり、感染症の防止や、殺虫剤の使用を減らしたりする効果もあるということで、農業・食品産業技術総合研究機構の兒嶋朋貴研究員らのチームが受賞しました。
この記事を見て、初めてイグ・ノーベル賞なるものを知りました。本家のノーベル賞は勿論偉大な賞ですが、こちらのイグ・ノーベル賞も大変有意義な賞だと思いました。
一見ちょっと変わった視点で、おふざけに見えるところもあるかもしれませんが、実はそれが実用化に繋が る事も多いそうです。
私はずっと建築業界の中にいますが、たまにお施主様の何気ない疑問、一言ではっとさせられることがあります。建築業界の中では何も疑問にさえ思わない常識が業界外の方から見るとなぜ?と思う事があるのです。各メーカーのショールームアドバイザーの方とお話しすると、「あーそういわれればなぜなのか?」と思う鋭い指摘をされるお施主様も沢山おられるとか。
今あるものをちょっと変わった視点で見てみる事が、大きな成果を生むかもしれません!日々精進致します。