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北村邸 −四君子苑−

もう2ヶ月ほど前になりますが、京都の北村邸という
住宅を見学してきました。

北村邸とは奈良で山林業を営んでいた北村謹次郎の邸宅として
昭和19年(昭和38年増築)に竣工されたものです。

北村捨次郎という棟梁が設計した数奇屋建築部分と
建築家 吉田五十八が設計したいわゆる『新興数奇屋』の
増築部分(RC造)からなります。


軒内に敷き詰められているのは鴨川の真黒石。
まったく加工せずに元の形のまま組み合わせているらしいです。


増築棟の書斎。
天井に達する大きな開口が庭との一体感を感じさせます。


住居部分の床の間。線の細いすっきりとした印象。


回転柱の中に襖を収納できるようになっていました!
すばらしい!

さまざまな工夫が盛り込まれた本格的な数奇屋部分と
アルミサッシなど新しい素材や回転柱など
仕掛けを積極的に取り入れた斬新な住居部分。
無駄なもの排除し、すっきりとしたデザインであり
数奇屋部分との融合が図られた素敵なデザインでした。

もう少し勉強して、あらためてもう一度見に行きたいと思います。

公開は年2回しか行われておりません。
現在の住宅に参考になるデザインもあると思いますので
興味のあるかたは見学されてはいかがでしょうか?
次回は秋の公開です。

他の写真はこちらからどうぞ

「長期優良住宅普及促進事業」とは

「長期優良住宅普及促進事業」とは過去3年間の平均新築供給戸数が

54戸/年以下の木造住宅(在来工法・ツーバイフォー工法など)を

手がける中小住宅生産者が、長期優良住宅を建設すると最大100万円

の補助金が支給される制度です。ただし、長期優良住宅先導的モデル

事業の物件は除かれます。 まず、エントリーが必要です 。

補助金交付申請(補助対象住宅申請) 〜 受付順で交付決定が行われます 。

・着工後、見学会の実施など公開、履歴整備が求められます。
・竣工完了、実績報告は、平成22年2月10日までに行う必要があります。
・補助金支払いは、平成22年5月上旬の予定です。

レッカタイサクトウキュウ?

劣化対策等級とは・・・

劣化対策等級とは住宅性能表示制度により、建物の構造部分に用いられる木材の
シロアリへの対策や、鉄筋の錆び対策など住宅を長持ちさせるための対策の程度を示す
等級です。ちなみに建築基準法が定める対策が講じられている場合は「等級1」、
2世代(50年〜60年程度)まで長持ちするように対策が講じられている場合は「等級2」、
さらに3世代(75年〜90年程度)まで長持ちするように対策が講じられている場合には
「等級3」と評価される。

「等級3」(75年〜90年程度)ってすごく幅がありますね。
また2世代50年〜60年程度)から3世代(75年〜90年程度)の間は
2.5世代なんでしょうか?

難しいところですね。

エネファーム


最近よく聞く「エネファーム」。一体何なんだーと思い調べてみました。
ざっくり言えば(本当にざっくり)ガス版のエコキュートみたいなものですね。
正式名称は家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム(ENE・FARM)。
2009年5月から順次発売されています。

水素と酸素の化学反応により電気を作る発電システムです。水素を都市ガスから生成し、
空気中の酸素との化学反応によって「電気」と「熱」を発生させます。

太陽光発電と比べると、天気や時間帯によって発電量がかわる太陽光発電と違い、
いつでも同じように供給できます。しかし今の所売電はできませんし、イニシャルコストも
高額です。

今後どのように普及させていくのか楽しみなシステムではありますね。

ダイナミック商談会開催


2009年6月13日(土)AM10:00〜PM5:00まで
パナソニックリビングショールーム大阪 3F特設展示会場にて
津田産業さんとパナソニック電工大阪南住設建材の協賛で

「これからのライフスタイルが見えてくる!ダイナミック商談会」
が開催されます。IHクッキングヒーターでキャラ弁を作ったり、
太陽光無料診断ができたり、サロン・ド・ジェンヌを体験できたり!

最新のパナソニック商品を実際使ってみて、その良さを体験できます。
その他色んな情報がGETできますので、現在家を建築中又はリフォームを
お考えの方はぜひご覧になって下さい!!!