とうとう今日で10月も終わりです。気温もぐっと下がり、流石に半袖だけでは厳しい季節になってきました。とはいえ日中はまだ25度位ある日も多く、紅葉もまだまだといった感じです。
さて10月31日と言えば「ハロウィン」ですね。私のような昭和のおじさんには全くなかった文化ですが、日本でもすっかり定着した感じがありますね。
ハロウィンが近づくと、街では不気味な表情が彫られているカボチャをよく見かけます。「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれる、カボチャを用いて作られたランタンです。このランタンは一説には、ケルト人の文化が根強く残るアイルランドのある物語に由来するそうです。
その物語のあらすじは、悪事ばかり働いていたジャックという男が、生前自分の魂を狙った悪魔と「死んでも、地獄に落とさない」という契約を結ぶ。ジャックは死後、生前の行いから天国へ行くことはできず、悪魔との契約のせいで地獄に行くこともできない。行き場を失ったジャックはくり抜いたカブの中に火を灯し、今も彷徨い続けているという。
物語に登場したのはカブ。なぜ今日カボチャが定着しているのかというと、ハロウィンがアイルランド移民によってアメリカに伝わったとき、アメリカではカブよりカボチャの方が入手しやすかったことが一説にあるそうです。また、カボチャはカブよりもくり抜きやすく、ろうそくを中に入れやすかったという理由もあるそうです。
羽目を外しすぎる事の無いよう、適度に楽しみましょう!