ニュージーランド議会は13日、2009年1月1日以降に生まれた人が生涯にわたって紙たばこを買えなくする法改正案を賛成多数で可決した。
法改正は、現在の子どもへのたばこの販売を禁止する。これにより、たばこを購入できる人の数は年々減少していくことになる。例えば、2050年には40歳の人でもたばこを買えなくなる。
この法案を提出したアイシャ・ヴェラル保健相は、「たばこのない未来に向けた」一歩だと述べた。
「何千人もがより健康に、長生きし、喫煙によって引き起こされる病気の治療が不要になるため、医療制度の費用を50億ニュージーランドドル(約4370億円)削減できる」
可決された「たばこのない環境法案」では、2025年までに喫煙率を5%未満に抑え、最終的には喫煙者を完全になくすことを目指している。
各国でいろんな対策がありますが、国民の健康に対してここまで全振りした法案も凄いと思います。喫煙と健康の因果関係がどこまで密接なのかはわかりませんが、私も3年前に禁煙しました。(一応健康の為という名目で)実際それが効果が出てるのか出てないのかは、吸ってた場合の自分がいないのでわかりませんが、良くなってると思いたいですし、経済的には確実に助かってます(笑)
日本では防衛費の捻出にたばこ税が使われるみたいですので、恐らく当分は採用されないでしょうけど、ニュージーランドの今後が気になります。