米住宅ローン金利、5.55%に急上昇ー住宅購入者への圧力再燃

米国の住宅ローン金利が6月以来の水準に上昇し、新型コロナウイルス禍時代のピークから需要が急減している住宅市場をさらに圧迫する格好となった。

  フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の25日発表によると、30年物固定金利は平均5.55%と、前週の同5.13%から上昇した。55ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した6月半ばの1週間を除くと、今回の上げ幅は2013年以来の最大。

フレディマックのチーフエコノミスト、サム・ケイター氏は発表文で「住宅ローン金利の上昇に経済成長の減速が重なり、住宅市場を圧迫している」と指摘。「住宅販売は引き続き減少し、価格は低下しており、消費者信頼感は低水準にある。しかし、需要が弱まりつつある中、住宅市場に戻るのを待っている潜在的な買い手はまだ存在する」と続けた。

凄い金利の上げ幅ですね。何せ30年固定物固定金利ですから、コンマ何%でも大きく変わってきますね。                       

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