● GAFAの株価が下落しているのはなぜ?
最近の世界経済を見渡すと、IT先端企業が主な収益源としてきたサブスクリプション事業やネット通販事業の成長が鈍化している。それは、GAFA(Google=現アルファベット傘下、Apple、Facebook=2021年10月からメタに社名変更、Amazon.com)の株価下落にはっきりと見て取れる。世界的なインフレや、米国やユーロ圏での急速な金融引き締めによる企業価値の減少リスクの高まりもあって、いっそうの株価下落も懸念される。
言い換えれば、IT先端企業は、次の新しいビジネスモデルを構築できるか否かが問われている。中でも注目したいのがアマゾンだ。目下、アマゾンはネット通販分野では倉庫の閉鎖を加速している。そうして捻出した資金を、クラウド事業などからなる「アマゾンウェブサービス」(AWS)に再配分している。
アマゾンは他のIT先端企業とのパートナーシップ契約も増やし、新しい需要創出に急いでいる。過去の成功体験に固執することなく自己変革に取り組むアマゾンの姿勢は、わが国企業にとって参考になる部分が多い。
「変わらないでいる事は、変わり続けるより難しい」といった内容のコマーシャルがだいぶ昔にあったように記憶しています。当時はまだ小学生位だったと思うので、どういう意味なのかな?くらいにしか感じてなかったのですが、今になってこの言葉がすごく芯をとらえてると思います。弊社も材木屋としてスタートし、今では新建材や水廻り、プレカットなど元々の材木オンリーという形態からは変わっています。
20年ほど前はトライ&エラーが許される時代のスピード感でしたが、今の時代は一歩ミスるととんでもない事になってしまうような気がします。かといって何もしないわけにはいかないのも感じています。当然今やってる事業をどんどん精査して良い物にしていくことは続けながら、新しい何か?を始めなければいけないという気持ちもあります。
何かを始めるとき供給側の思いで始める事は大体ダメになるような気がします。やはりお客様が何を求めているのか、需要はどこにあるのかをよく考えて、具現化していかなければいけないと思います。幸い私達中小企業は身軽です。やろうと思えばいつでも始められると思います。しっかり考えて、なるべく早く始めようと思います。