米新築一戸建て住宅販売は4月、予想よりも減少した。価格高騰が需要を抑制した。建設業者の受注残は増加が続いた。
建設資材コストの急騰が価格を押し上げていなければ、住宅市場は勢いを維持していた。高価格が需要にブレーキをかける一方で、歴史的に低い住宅ローン金利や高水準の受注残は、今後数カ月に住宅建設が着実に増え、経済成長に貢献することを示唆している。
販売価格(中央値)は前年同月比で20.1%上昇し、37万2400ドル(約4060万円)。売りに出されている物件は31万6000戸と、1年ぶり高水準となった。販売に対する在庫比率は4.4カ月と、前月の4カ月から上昇した。
販売されたものの建設がまだ始まっていない物件(受注残を示す指標の一つ)は、前月比で16.5%増えて32万5000戸と、2006年以来の多さだった。
4月は全米4地域のうち3地域で販売が減少。南部と中西部はともに8%余り落ち込んだ。一方、西部は8%近い増加となった。
まだまだ受注残があるみたいなので、米松の動きの悪さは長引きそうですね。一度この辺りで止まってくれればいいんですが(笑)いや、本当は笑えないんですけどね、、、